私は、現在小学校1年生と3歳、1歳になる3人の男の子のママをしながら行き渋りで悩む親子がホッとできる居場所作りをしたい!と
『SakuSaku School』というコミュニティを運営して親子イベントを開催したり、笑顔で親子が過ごせる毎日を目指して個別サポートを行なったりしています。
この活動をし始めるまでに実は、さまざまなことがありました。私の小学生時代に遡ります。
私は、小学校5・6年生の時に大声で怒鳴ったりイライラをぶつけたりしてくる先生に出会いました。
学校に行くのが怖くなり、早く卒業したいとばかり考えていた子どもでした。
しかし、当時の私に『学校に行かない』という選択肢はなく、時代も『登校することが当たり前』という時代で、親にも相談できずに過ごしました。
中学生になれば何か変わるかも…と思っていた私の希望は打ち砕かれました。中学校の先生は、典型的な体育会系の方達ばかり。力で押さえ込まれる学校生活がまた始まりました。
真面目に生活していても『連帯責任』という名で与えられる罰。やりたくないことを無理やり押し付けられる日々。先生への恐怖心は、次第に不信感へと変わっていきました。当時の私の口癖は、『絶対に先生だけにはならない』でした。
中学校を卒業し、生まれて初めて自分の道を自分で選択できたことに喜びでいっぱいでした。
『やっと解放された。自由になれた。』
その一方で、高校生活で出会う先生達への不安もありました。『どんな人たちなんだろう。』と。
しかし、その不安は必要のないものだったと後に気づきます。高校の先生達は、とても穏やかで優しい方だったのです。そして私は、私の人生を変える素晴らしい先生と出会いました。私の話を聞き、私に寄り添ってくれる先生でした。その出会いから少しずつ以前の明るく陽気な私らしさを取り戻していきました。
…ですが、小学校〜中学校の数年間で自分で決断することも少なく、何か自分が発言すれば怒られるのではないか、自分が間違っているのではないか、という思考がこびりついてしまった私は、大人に対しての不信感は、拭えないまま大人へと成長していきました。
高校3年生の時、進路に迷っていた私は、教員を目指すことになります。
あんなに嫌いだったのになんででしょうね…。
『ひどい先生ばかりに出会ってきたけれど、素晴らしい
先生もいるんだ。だったら私は、良い先生になって子ども達に寄り添う先生になろう。』そう思ったのです。
そして私は、約11年間小学校低学年の担任を多く持ちながら教員として仕事をしていきます。子ども達はとても可愛く、出逢う保護者の方も本当に素敵な方ばかりで、いい先生でありたいと奮闘する日々を過ごしていました。
そんなある時、一人の子と出会います。その子は、とても普通に学校に来ていたのに、ある日を境に、登校しなくなりました。あの時のことを思うと、私も当時若かったな…と反省も多くあります。学校に来ることを前提に保護者ともその子とも面談を重ねました。上司も当たり前にそういった対応をしていて、それが当たり前だと思っていたのです。
でも、ある時そのお母さんもお子さんも学校を休むという選択をしました。私も見守ることを決意して待っていたら…素晴らしい変化を起こしたのです。
お母さんも、お子さんも笑顔で毎日を過ごしていました。親子関係も良好になると、少しずつ登校できる日が増えていったのです。付き添い登校や付き添い授業を経て、気づけば1日お母さんの側を離れて学校で過ごせるようになりました。なぜ親子関係が良好になり、親も子どもも笑顔を取り戻していったのか、当時の私には不思議でした。
教員としての経験を積みながら、自分自身も親になります。念願の我が子が誕生しましたが、子育ては、想像を超えて大変で、自分の思い通りになることもなく育児ノイローゼになってしまいました。
「お母さんなんだから頑張らなきゃ…。」
「それに、私は先生なんだし…。」と一人で抱えてきた私。
だんだんと辛くなっていき、私なんかが親になるべき
じゃなかったんだと、毎日のように泣いていました。
涙している私の横で笑顔を向けてくる息子。
私は涙を拭い、その時、
「この子の笑顔を守りたい。」
「この子と私自身も笑顔の日々を送りたい」
そう感じて、勇気を振り絞って助けを求めることに
したのです。
そこで子育ての知識や、誰も教えてくれなかった本当に大切なことを学びました。すると、育児が楽しくなり、心から笑えるようになり、本当に幸せな時間を過ごす日々を手に入れることができました。私なんてお母さんとして失格だと思っていた私が、今では3人のママをしています。
また、様々な学びを通して、以前に出会ったその親子が笑顔に戻った理由と親子関係の構築のために何をしたのか答えが見えたような気がしました。
それでね、私は育児休業を終え、教員に復帰してから考えたのです。
『もっともっと一人一人に寄り添える
先生でいたいな…。』と。
学校に行きたくなかった子どもだった私。子どもに幸せになってほしいと願い私の道を決めていった両親。そして学校という集団の存在と先生の苦悩。
様々な色々な思いがチグハグでうまくいかなかった状態が今ではなんだか説明ができます。
そういった自分の経験や思いや学びや、誰かの役に立つんじゃないか…。そう感じ、私は集団の教員であることをやめました。
集団の教員ではなく、一人一人の『先生』でありたいと思ったのです。私は、一人のママとして、あっきー先生として、活動を始めることにしました。
私は、先生とは教え込む人でも、指導する人でもない、と思うんですよね。もっともっと寄り添っていい。私にとって、先生というのは、もっと人間味がある関係が作れて、人生で印象に残る大人の一人だと思っています。
このお仕事を自分で作り始めて、苦悩ももちろんありますし、弱音を吐きたくなる時もあるし。想いが溢れてしまい、強い人に見えちゃったり、真面目と思われることがあるかもしれませんが、本当は、ウッチャンのお笑いDVDを集めちゃうくらい陽気で話したがり屋で、面白い人生を送りたいなと思っているあっきーなのです。
私を選んでくださって、サポートさせて頂いたママや一緒にお話したお子さんがどんどん笑顔になっていく姿が嬉しくて嬉しくて、私の苦悩などどこかにいってしまうなあと思うこともあります。自分も我が子の子育てで疲れている中で、講座資料作りに没頭し、いつの間にか夜中になっているなんてこともしばしばあるぐらいなんです。
サポートは、メンタル面から学習面、関わり方や子育ての大切なポイント、睡眠などの生活習慣に声かけやそのママとお子さんに必要なことをピックアップして学びを提供したりお話したり、勉強する時間を作ったりしています。
100人いたら100人のママ、100人いたら100人のお子さん。その関係性は、1万通りもある。だからこそ、サポーターとしてたくさんのヒントを伝えたり、答えを見つけたり、模索したり、一緒に人生を歩ませて頂けたらと思っています。
どうか、頑張り屋のママ。頑張り屋の子供達が、笑顔で毎日を過ごすことができますように。
私の経験や想いや学びが、あなたのお役に立てれば幸いです。
ここまで、長い文を読んでくださってありがとうございました。きっと、不登校や行き渋っている相談は勇気がいることと思います。
私もね、育児ノイローゼになった時に、限界がきて、ネットを見て気になっていた専門家の方に、はじめて子育て相談をした時には、ものすごく勇気が必要でした。
だって、保健師さんなどの地域の相談員の方はいるんです。でも、今だけだよ!だったり、詳しく話を聞いて具体解決策を提案してくれる人はいなかった...。
だから、誰に相談しても無駄だろうと思っていたし、どこの誰かも知らない人におうちのことを相談するってなんだか変だなとも思っていました。
みんな1人で子育てしてるし...私がきっとダメな親だからとか、子供が弱いからだとか、育て方が悪かったのかなと凄く落ち込んでいましたしね...。
きっとね、不登校や行き渋りも、先生やソーシャルワーカーさんとうまくやれば何とかなるかもと思っている自分もいるし。でも、何ともならないのは、自分が一貫性がないから?とか、躾が足りない?私の努力が足りない?この子が変?などと考えちゃうと思うんですよね。
私は...勇気をだして、あの時にサポーターさんに相談してよかった。子どものことで悩んだあの時の、タイミングでしっかり向き合ったことで、我が子が本当に大切に感じられるようになり、サポートする側までになった今の私がいます。
限界になる前にもっと早く知識を入れたり、色々アドバイスやサポートをもらえたらよかったと感じるくらいです。きっとね、今読んでくださっているママさんも、お子さんとの関係性を良好にしていくのは、今がいいタイミングじゃないかな...。
行き渋りや不登校というかたちで何らかのサインをお子さんは出してくれています。
関係悪化のまま、中学生や高校生、大人になって手のつけられない反抗が起こったりしてしまう話もよく聞いたりもするんです...。
親子関係を良好にして、親子で幸せな未来を自分からつかんでいくのは、今が向き合えるチャンス。
笑顔で、学校に行くようにもなることもあるし、違う選択をすることもある。それは家族の形で様々ですが、親子で苦しい辛い日々を過ごす必要はもうありません。
さまざまなかたちでアプローチする方法をサクスクの個別サポートには入れ込んでいます。
不登校になる要因や悩みから解放されていく手段は、本当に人それぞれです。私のように学校の先生が嫌だったパターンもあれば、様々ものを抱えているお子さんもいます。
実は…内向的な私で、自分のことを話すのも本当は苦手なのですが、これを読んでくださっているママさんに安心してもらいたくて、自撮りで写真をとってみたり色々自分のことを書いてみました。
ママさんの勇気を私は大切にしたい。
体験相談はzoomというオンラインテレビ電話を使いますが、画面オフにして通話だけでも大丈夫ですし、安心してお話ししてもらえたらなと思います。私も3人の子どもたちがいるので日程や時間などお一人お一人に合わせながら一緒に調整できたらと思っています。
お申込みはこちらです。もし、すぐにお話ししたい!どうしても今の状況を聞いてほしい!などがありましたら、LINEでメッセージを送ってくださっても大丈夫です。そこから、どんなことがお話しできるか、どんな糸口があるのか考えた後にお話しできたらと考えています。
お子さんとのかけがえのない素晴らしい人生のひとときを作る、お役に立てれば幸いです。